2015年 09月 27日
根雪の幻影 白花荘の人々【感想】
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シルキーズプラスさんの「なないろリンカネーション」に続いての新作
「根雪の幻影 白花荘の人々」(A5和牛)の感想です
今作は過去にちょっと興味があった媚肉やらデブリといった
市川小紗さん原画によるななリンとは別チームの新作タイトルで
ストーリーは上乃院華穂と恋人になった主人公萩原重明が
その記念&彼女との初Hを楽しみに華穂さんとの旅行に出発!
で、二人が向かった先は彼女がかつて過ごし卒業した学園の寮、
そこをペンションへと改装した「白花荘」・・・
でもそこで、ありのまま今起こった事を話すぜ!念願の彼女との初H!
処女膜を破ったと思ったら実際にはまだ破れていなかった!
なにを言っているのかわからねーと思うが……
ってな具合に華穂さんと二人、とんでもない体験をすることに…
そんな内容で最初に思っていたのとはちょっと違う感じの話、
シナリオも一本道っぽい構成展開になっていたり
なんだかちょいと短かった?ってな印象もあるけれども
主役カップルのノリやら掛け合いの楽しさ、妖しさ漂うエロスな要素、
どうにもならない悲惨な娘さん、新たに遭遇する次なる事件!?と
全シナリオ終ってみれば無駄にダラダラと長くて退屈…
ってわけでもなく、だからって短ッ!ってほど酷いモノでもなく
ほどよいボリュームで中々に楽しめた一本でしたわな
この根雪の登場キャラクター達は主人公とその彼女の上乃院華穂さん。
あとはペンションオーナーとその娘に過去謎の死を遂げた女の子の撫子、
そしてペンションで知り合いになったくす葉…
あとはモブやらなんやらオッサン連中の姿もチラホラってな感じ。
スタイル抜群の華穂、大人の色香漂う藤子、メイド服を着た桔梗など
女性陣にはそれぞれにキャラや立ち位置が付いていたし
エロも含めて嵌ってるボイスと絵柄の綺麗さ可愛さ艶っぽさもあいまって
(一部でなんだか微妙な感じの絵があるにはあったけど)
魅力的なキャラ揃いでなかなかよかったっすね~
それと熱血君でもなく次々と女に手を出すチャラ男ってこともなく
とにかく華穂さんのことが大事!なにより最優先!と
ノリが良くって結構いいヤツだった重明も良い主人公してたし。
状況により他の女を抱く選択しか無くてセックスしちゃったとしても
その事を華穂さんに隠さずきちん報告するしね!w
ただ、主人公に尻穴ズボズボされてたこの時なんかは
まだまだ普通のプレイの範囲内、まっとうなHだったんだぜッ!
そんなくす葉がお気に入りのキャラだった場合、辛い所だろうけど・・・
ちなみにエロに関しては華穂の知り合いのイケメン尚人、
何故いつもそんな所で読んでんの?ってな新聞オジサンなど
怪しげな人物がチラホラと出てきたりしていたけども
ヒロインの寝取り寝取られ云々といった感じはなかったっすね
とはいえ子持ちの藤子さんは当然ながら非処女なキャラだし
客である複数のオッサンを相手にイヤらしくセックスを愉しんじゃってたり、
とあるキャラには調教だの放尿だの排便アクメ等々があったりもするし…
まぁ商品価値があるって事で処女膜は守られてるんだけども
あとは桔梗ちゃんには小デブおやじと共に風呂場へやって来て
主人公達の目の前でオッサンにお股を弄られ艶っぽい声を漏らし
一方で手コキのサービスしちゃってたりなシーンがあったり…
イチャイチャとHするのは華穂さんとのシーンくらいだったりもするんで
綺麗で艶があってそんでエロエロってな絵の魅力は十分にあるけれども
その辺のシーンとかダメな人はやっぱダメかも知れんわな?
それと途中ちょいちょいあったアナル弄りなシーン・・・
卑語の方は無修正だったのに肛門や陰毛の部分には
ばっちりとモザイクかかってたのはちょっと残念な所でしたな
桔梗や華穂さんの尻を指で攻めるシーンの前後での尻穴とか
藤子さんの陰毛なんかはもっとキッチリと見たかったし
モザイク丁寧でアナルが丸見えだったらホント最高だったのに・・・
そんなこんなでフルコンプ終了したシルプラさんの新作「根雪の幻影」。
プレイする前はパッケージ絵柄とかその他のパッと見の雰囲気から
イノグレさんの館モノな「クロウカシス」などを思い出し
(クロウは相変わらす開けてないしプレイしてない発売当時のまま放置中ですが・・・)
閉じ込められたり雪山遭難したり訪れた館には謎や秘密がいっぱい!
そんな風なエロくて妖しいミステリーな展開などを勝手に想像してたんだけど
実際プレイしてみたら「とっても不可思議な経験をしたよ!」ってな内容
しかも共通ルートの後にヒロイン個別へと分岐していく普通のタイプとも違う
終着点に向かって進んでいく一本道みたいなシナリオ構成だったりと
最初に思っていたのとは多少違っている部分もあるにはあったんだけど
「誰だ!ってか根雪の名付け親はお前か!」とラストで登場のあの娘など
性格やノリがいい主人公きーくんと女性陣との掛け合いが楽しい車中トークや
合間合間に挟まれるエロトークの数々は良いメリハリになってて面白くって…
でも、その一方でペンション白花荘の裏の顔。館の地下にて開催される宴。
そこでは商品として提供する女の子へのビジネスとしての「調教」、
金で買い取ったワケありの娘にやりたい放題しまくっている親父共…
白花荘での流れ的には出会って触れ合ってはいたけれど
実際の所は誰も助けてくれない、話を聞いてくれない
とんでもない状況にあの娘はたった独りぼっちで放り込まれて…と
所々で観ることになるビクッとする描写や見てるのがちと辛くなる
もう止めてあげてッ!なシーン等、どうにも出来ない悲しみもあったり…
でもそんな妖しくイヤラシイ雰囲気&陵辱展開が漂っていても
放尿、飲尿、排便ショーにアレコレ手に持って大喜びで群がってたり
藤子さんを相手にしてのセックスでめっちゃハッスルしちゃってる
オッサン連中のテキストとか結構ホッコリくるものがあって
エロい雰囲気が漂ってんのは良いけど陰湿で後味悪ぃなぁ、オイ!
ってなオチにもならず、全体的に安心して?楽しめる作りになっていて
華穂とのイチャイチャ、藤子さんの熟れた肢体をむさぼるエロス。
撫子編、くす葉編、桔梗編みたいな感じで進んでいき
1ルート毎に見えてくるもの、ちょっと続きが気になる展開など
雰囲気があってエロと本筋の配分、バランスも良い塩梅、と
シナリオの方もまずまずの面白さがあり
ついでにフローチャートとかシステム面も安定で遊びやすかったし
前作「なないろリンカネーション」に引き続き中々の好印象~
ついでに自分の中で未だに良い印象が残ってる淫ら伝奇アドベンチャーで
この手のモノを手にするといつも思い出す「AYAME 人形婬戯」
終わってみればそんなAYAMEさんと同じような余韻と後味感があって
この「根雪の幻影 白花荘の人々」も買って満足、面白かった!
自分にとってシルプラさんは当りだね!といった感じで楽しめた作品でしたわな
あとは今回、おまけシナリオの「ミニトークショー」があって
ちょっとの後日談、撫子や華穂の補足ネタやなど収録されていたけど
桔梗と京香と重明のあの時の会話の事とかをもうちょっと詳しく!とか
最後の桔梗からのとんでもない提案&それに対しキレる華穂・・・
しかし桔梗の提案を後押ししてくれたのは華穂ママだったw
その時過去の浮気を暴露されちゃった華穂パパと娘の彼氏重明クンなど
桔梗&くす葉をMCにしてのオマケシナリオでのやり取りなんかよりも
意外と面白そうな人だったキャラ達との「解決編」前後の出来事…
そんな感じのアナザーやアフターの方が見たかった!ってのがあったんで
重明&華穂&桔梗といったキャラをメイン所としてそのまま続投させて
尚人も恐れてる?桔梗の所の「あの御方」ってな爺さんを登場させたり
桔梗ちゃんとを含めた関係の続き、裏稼業に絡んだ依頼、とか
京香ちゃんやくす葉の妹などを絡ませてのちょっと続編っぽいシナリオなど…
単体FDなどが無理なら秋山委員長シナリオが!と昔8月さんが出してた
複数タイトル合同の「オーガストファンBOX」みたいな
なリンと根雪の合同での「シルプラ ファンディスク」とかでもいいんで
メチャメチャ魅力的だった主役カップル&桔梗さんの三人。
この連中のその後をもうちょっと見せてもらえないもんですかねぇ…
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by tealctaker
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| 2015-09-27 01:30
| シルプラ
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